大森藤野日文版

ーー大森先生こんにちは!私達は軽の文庫VOL.1と申します。今回インタビューさせていただき、本当にありがとうございます!よろしければ、始まる前にファンの皆さんに簡単な自己紹介を願いますでしょうか?

 

大森:こんにちは! GA文庫さんから「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」シリーズを刊行させて頂いている、大森藤ノと申します。よろしくお願いいたします。

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ーー現在大好評放送中の「ダンまちS3」のストーリーは小説異端児(ゼノス)編は、先生が執筆の最初から(第一巻を書く時に)既にお考になりましたでしょうか?

 

大森:そうですね、異端児編の構想は既にありました。回収できるかもわからないのに一巻から伏線を貼っていました。エイナの独白を含めた、怪物祭の件ですね。いま思い返すと命知らずな真似をしていたな、と思います。

 


ーー主人公のベル君の成長に関しては先生に大変苦労なさったと思います!ベル君は周囲も神様たちも驚くスピードで成長を続けていますが今のペースで進めば、Lv.6になるのもあっという間でしょうか?

 

大森:あっという間かはわかりませんが、いつかアイズの隣に立たせてあげたいとは思っています。多分その時になってようやく、ベルとアイズの本当の物語が動き出すんじゃないかと、私自身感じています。

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ーー本作のタイトルのように、ベル君の冒険者物語はキャラクター達の間で色々な「出会い」が繋がっています。先生にとっては、具体的な『ロマンチックな出会い』は何でしょうか?

 

大森:出会えてよかった、と思えるのは時間がたった後だといつも思っています。最初は軽い挨拶を交わしたり、何だったら一緒にご飯を食べただけ、みたいな人が、大声で笑い合ったり、助け合ったりして、初めて「出会い」というものに感謝できるんじゃないかなと。一目惚れなんかもとても素敵ですけどね。「出会ってからのロマンチックな関係」が自分は好きかもしれません。

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ーーヘスティアの青リボンをモチーフにしたデザインは先生が考えましたのでしょうか?あの時はどんなインスピレーションでしょうか?

 

大森:ヘスティアのリボンに関してはイラストレーターのヤスダスズヒト先生の完全オリジナルです。自分は本当に何も関わっていません! ヤスダスズヒト先生のすごいパワーが発揮されたと思っています。

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ーー【ダンまち】の中で、先生が一番お好きなキャラクターは誰でしょうか?

 

大森:難しいですね。全員好きです、なんてベルみたいなこと言いたくなっちゃいます。ただ、やっぱり、そのとき書いている原稿のメインキャラクターにのめり込むことはよくあります。今ですと外伝ソード・オラトリアのレフィーヤの好感度がすごいことになっています。

 


ーー【ダンまち】は異世界ファンタジーではございますが、もし機会がございましたら、先生はどのようジャンルを挑戦したいですか?

 

大森:ライトノベルの次回作の構想は既にあって、恐らくまた異世界ファンタジーに分類されるんじゃないかと思います。その作品がダンまちみたいにヒットしたら、ラブコメやSFに挑戦してもいいのかなとは考えています。

 

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ーー《外伝》をお書きになったきっかけは何でしょうか?

 

大森:色々あるんですが、正直に言ってしまうと、最初は編集部に「外伝を書いて」と言われたので始まりでした。当時、自分の中でもかなりチャレンジな執筆でした。

 


ーー《本編》と《外伝》を同時に書くのはやはり大変だったのでしょうか?《外伝》の続きについて、アニメ化する予定ありますでしょうか?

 

大森:そうですね、よく頭を悩ませています。ヒロインたちを主人公として描く、と発想を変えて書かないといけませんし、本編と外伝、両方のタイムスケジュールに矛盾がないようにストーリーを作らないといけないので、いつも既刊を読み返しています。ただ、本編では書けないキャラクターを深く掘り起こせるので、楽しみもあります。外伝のアニメの続きに関しましては、皆さまの応援次第だと思っています! 自分もぜひ作りたいと思っているので、皆さんの力を貸してください!

 


ーー一番書き甲斐を感じているところはございますでしょうか?もしくは、一番印象を残っているエピソードはございますか?

 

大森:やっぱりベルの成長だったり、強大な敵に立ち向かうシーンでしょうか。決して強くない男の子が自分の意地だったり、誰かのために敵と立ち向かうシーンは、読者の皆さんにも届くように大切に書いています。一番印象に残っているエピソードは、やっぱり本編三巻のミノタウロスと戦うシーンですね。

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ーー最後、【ダンまち】ファンの皆さんに一言お願い致します!

 
大森:原作小説刊行から7年、アニメ放送から5年もたちました。ここまで作品が大きくなったのは、本当にファンの皆さんのおかげだと思っています。作品を通じて皆さんと「出会えた」ことに感謝しつつ、勇気や喜びをもらっている分、私もこれからも皆さんにたくさんのものを返していきたいと思っています。ベルたちの冒険はまだまだ続くので、最後まで見守っていただけたら幸いです。本日はありがとうございました!

 

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